どれを選べば?たくさんの見学体験で気づいたドローンスクールの選び方 | ジャキリブログ

どれを選べば?たくさんの見学体験で気づいたドローンスクールの選び方

ドローン

近年、ドローンスクールが急激に増え、全国にたくさんのドローンスクールがあります。選択肢が多いのは良いことですが、ありすぎてどのドローンスクールを選ぶのが良いか迷ってしまいます。

そして、ネットで検索しても、ドローンスクールが運営している記事ではもちろんですが、自分のスクールが選ばれる書き方をしていることが多いです、、、

そこで今回は、悩みに悩んでドローンスクールをたくさん調べ、見学や体験で徹底的に質問したのに加え、ドローンスクール立ち上げに関わった自分個人(外部)の視点とスクール(内部)の視点からドローンスクールの選び方をみなさんに紹介したいと思います。

スポンサーリンク

そもそもドローンスクールに行かなければ飛ばせない?

そもそもスクールに行かなければドローンは飛ばせないのでしょうか?答えはいいえです。ドローンスクールに行かなくても飛ばすことができます!しかし、条件があります。

まず100g未満(2022年6月から)であれば航空法の適用外で比較的自由に飛ばすことができます。ただし、風の影響を受けるため、100g未満を外で飛ばすのは難しいです。室内で遊ぶ程度なら十分です。

⇒100g未満トイドローンHoly Stone HS450口コミ評価いかに

そして、100g以上を飛ばそうとなると航空法が適用されるため、以下の条件の場合は申請が必要となってきます。

・150メートル以上の上空
・人や建物の密集している地域(人口集中地区)
・空港や国の重要施設、外国公館などの周辺

ドローンスクールに通うことによって、こちらの条件に当てはまるが、飛ばしたい場合、申請がしやすくなります。(国交省https://www.mlit.go.jp/koku/content/001465741.pdf)

そして、航空法とは別に土地の所有者の許可がいります。その時に資格を持っていると許可を取りやすいという点もあります。(ここは許可をもらうコミュニケーション能力の方がより必要)

目的によって、スクール通う、通わないを選択しましょう。「自由に外で撮影したい」や「副業など仕事で使いたい」、「ドローン操縦技術を上げたい」などはスクールに行くのをおすすめします。

ただし、現状はドローンの免許制度や機体登録制度などが新たに始まったりと法律改正がたくさんあり、ドローンに関する情報がたくさんでややこしくなっているため、どの目的でもスクールに行った方が手っ取り早いとなってしまっています。

ドローンスクールの選び方

では早速、ドローンスクールの選び方について紹介します。ドローンスクールを選ぶ手順は以下の通りです。

・ドローンスクールに行く目的を明確にする
・どの地域に行くのかを決める(通いや宿泊も)
・値段や内容を考慮して決定

ドローンスクールに行く目的を明確にする

まずドローンスクールに行く目的を明確にしましょう。こちらを決めるとスムーズにスクール選びができます。

すべてがピカイチだったり、ダメダメといったスクールもあるとは思いますが、ほとんどのスクールが長所と短所があります。目的を明確にすることにより、自分に合ったスクールを選択できる可能性が上がります

資格の相場が10万円~30万と決して安い買い物ではないため、無駄遣いしないためにも、なんとなくではなく、しっかりと考えましょう。

例 「ドローンインストラクターになりたい」「海など旅先で撮影がしたい」「家屋点検や農薬散布など仕事に活かしたい」などなど

どの地域に行くのかを決める(通いや宿泊も)

目的を明確にしたら次は、どの地域のスクールに行くかを決めましょう。資格を2日間で取れるスクールが多く、宿泊プランをやっているスクールもあります。そのため、地域もですが、宿泊するという選択肢もあります。

通いのメリット

・アフターフォローを受けやすい
・同じ地域の仲間と出会える
・交通費や宿泊費がかからない

となります。特にアフターフォローで練習や質問ができるのはドローンを上手く飛ばせるようになるのに重要です。

宿泊のメリット

・料金が安いところを選べる
・温泉があるところなど息抜きができる
・いろんな地域の人と関われる

料金が安い、そして、息抜きをしながらドローンを学べるのは魅力的です。

料金や内容を考慮して決定

最後に料金や内容を考慮して決定しましょう。料金が高いから良いスクールかと言われたらそうではありませんでした。そのため、自分に合った価格帯と内容のドローンスクールを選びましょう。

料金

安いところでは10万以下で受けられ、高いところでは30万ほどかかってきます。ほとんどが実習2日間でこの料金かかってきます。(管理団体にスクール側はロイヤリティを払う必要があるため、そのロイヤリティが高く、スクール料金が高くなっているというウワサも、、、)

内容

内容の方でチェックするポイントは「追加飛行形態」です。追加飛行形態とは下記の8つのことを言います。

・人口や家屋の密集地域
・人または物件と30mの距離が確保できない飛行
・自分が立っているところから150m以上の上空
・目視外飛行
・夜間飛行
・イベント時の上空
・物件輸送と投下
・危険物の運搬

これが実習で含まれているかどうかを自分の目的によって選択しましょう。追加飛行形態が少ないのが理由で安いといったスクールがあったり、少ないのに料金が高いスクールがあるので、注意しましょう。

ドローンスクールを選ぶ際の注意点

主に注意する点は「卒業後のサポート」と「管理団体で選ばない」です。

卒業後のサポート

資格取得しただけではドローンを上手く扱うことはできません。ドローンを飛ばす機会がなく、もう操作方法を忘れてしまったや下手になってしまったという人も多いです。

資格取得後も練習場が無料で使えたり、講習会を開いてくれるなど卒業後のサポートもチェックしましょう。

管理団体で選ばない

管理団体が有名なところで「JUIDA」や「DPA」があります。管理団体がどこかは操縦技術を学ぶ上で特に重要ではありません。規模が大きいからといって、管理団体だけで選ぶと損をする可能性があります。(通常は他のドローンスクールに行くことはないため、気づかないですが、、、)

カリキュラムは管理団体ごとで同じですが、スクールによって、講師の質や飛ばす場所(室内か屋外も)は変わるため見学や体験もしくは、お問い合わせで詳しく聞きましょう。

もちろん講師の人との相性もあるのに加え、仕事につなげたいと考えている方は実務経験がある講師の方に教えてもらった方がいろいろな質問もでき、技術的にも実務に活かせるものを教えてもらうことができます。

場所はよっぽど狭くない限り、基本を学ぶ点においては問題ないと思います。自身でもいろんなところで飛ばしましょう。

管理団体について補足

今後、免許制度になる上でドローンスクールが自動車学校の立ち位置になるといううわさがあります。

免許制度になり、どのドローンスクールが教習所と認められるかはまだ分かりません。そのため、有名どころは資格保有者の数も多いため、認められる可能性が高いです。

どのような基準で決定するのかがまだ発表されていないので、免許取得も考えている人は「技術をしっかりと学べるスクール」+「有名団体(JUIDAやDPA)」で選ぶのがベターな選択だと思います。

今後の動向をチェックしましょう。こちらの記事でも随時更新していきたいと思います。

まとめ

ドローンスクールの選び方を紹介しました。ドローン、そして、ドローンスクールの情報は改正だったり、新しくなることが多く、迷われると思います。

今回選び方を紹介しましたが、たくさんの情報があるため、自身で調べたり、聞く部分がやはり重要になってきます。後悔しないためにも、しっかりと調べてドローンスクールを選びましょう!

ドローン
スポンサーリンク
ジャキリブログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました